過去の裁判やその他私の趣味

過去にあった企業の裁判や個人のユニークな裁判に関する話題を書いていきます。また、植物が昔から大好きですので、こちらにもちょくちょく記載していきたいと思います。

人間味あふれる裁判官の一言

裁判所で行われている裁判は、とても厳しく堅いイメージを持っている方がほとんどではないかと思います。
しかし、裁判所の目的としては「被告を反省させる」ことも含まれているため、時には裁判官から喜怒哀楽様々な表現で被告人に語りかけることがあるのです。
今回は、そんな人間味あふれる裁判官の言葉をピックアップしてご紹介していきましょう。

まずは、裁判官怒りの一言をご紹介します。
現役裁判官が児童売春・児童ポルノ処罰法違反の罪に問われた際に、「言葉は悪いが、単なるロリコン、単なるスケベおやじだったのではないか。日本の司法の歴史の中で、とんでもないことをしたというのは分かってますな。」と一言発したそうです。
被告人が同業者だったからこそ出た厳しい一言だったのではないかと思います。

次は、泣ける一言をご紹介しましょう。
覚醒剤取締法違反の罪に問われた被告人に対して、「今、この場で子どもを抱きなさい。わが子の顔を見て、二度と覚せい剤を使わないと誓えますか。」と問いかけました。
被告人だけでなく、自分たちの心にも響く言葉ではないでしょうか。
被告人はこの問いかけの後、泣き崩れてしまったそうです。

ちょっと変わった一言としては、ストレス解消のために虚偽の119番をした被告人が反省の際に「今後彼女は作らないで、真面目に働きたいです」と述べた後に、「おい、ちょっと待てよ。それは無理だぞ」と裁判長がつっ込んだそうです。
被告人の言葉に対してのツッコミとは、なかなか面白い裁判長がいるのだと思いました。

過去、様々な事件があり、ニュースでも取り上げられる裁判ですが、裁判官は機械でなく人間だからこそ、このような一言が生まれていくのでしょう。