過去の裁判

過去にあった企業の裁判や個人のユニークな裁判に関する話題を書いていきます!!

過去にあった裁判で印象に残っているもの

裁判と言いますと、堅苦しく重いイメージがありますが、実際は市井で暮らしている庶民の生活に関連した柔らかいものも少なくありません。

実は裁判で最も興味を引くのは事件の内容よりも裁判官の判決である場合もあります。その理由は、普通の人の感覚とは異なった判決がでることもあり、そうしたときはマスコミから注目されることもあります。

少し変わった過去の事例では、お笑い事務所が北海道の名物お菓子と似た名前でお菓子を販売していた裁判がありました。

この事例は北海道の名物お菓子の名前が「白い恋人たち」で、お笑い事務所が作ったお菓子が「面白い恋人たち」ですが、おそらくこの事例を見た人はみなさん「受ける」はずです。

特に、大阪の人なら好意的に受け取るはずで、「さすが」というくらいのお笑い事務所です。

しかし、北海道のお菓子会社にしてみますと、本来「白い恋人たち」を購入しようと思っていた人が、間違って「面白い恋人たち」を購入するという不安があり提訴したのでした。

結局、これは決着をつけることはなく裁判所の和解勧告に両者が従ったことで終結しました。

北海道のお菓子会社が問題視したのは大阪だけではなく、東京でも販売していたことでした。和解案はパッケージを変えることと販売を大阪に限定するものでした。

実際問題として、マスコミで報じられることは、お笑い事務所としては結果的には格好の宣伝になりましたが、北海道のお菓子会社としてはメリットが少ないのが実際のところです。

ですから、和解案を受け入れるしか方法はなかったというのが真相のはずです。

もうだいぶ過去のことになりますが、ある青年雑誌で「家裁の人」という漫画がありました。

これは家裁で判決を下す人の漫画なのですが、家裁とは「家庭に関する事件の審判及び調停をしたり、少年事件の保護事件の審判などをするところですが、どれが正しい判決なのか作者も迷いながら描いているのが伝わってくる漫画でした。

実際問題として、子供が犯罪を起こした場合、犯罪を起こしたのは子供ですが、そこまで追い込んだのは親です。

ですから、「子供に責任はない」という意見も少なからずあります。しかし、そんなことを言ってしまいますとすべての犯罪は当人ではなくほかの人に責任を押しつけることが可能です。

かつて地方から上京していた青年が残虐な犯罪を起こしたのですが、その家庭環境をみますと、犯罪を起こすのも仕方ないような生育環境だったのです。

このようなときでも犯罪の責任は当人にあると言い切れるのでしょうか。そんなことを考えさせられる事件でした。人が人を裁くことは本当に難しいものです。"